ゴジラ-1.0感想
ゴジラ-1.0を観た。
自分はゴジラを大きく分けてストーリーと破壊の2軸で評価している。シンゴジラの時はストーリーが100点で破壊が1万点見たいな感じだった。個人的にディザスター映画が大好きなので馴染みある街がド派手にぶっ壊される映像に興奮した。
その2軸で見るとゴジラ-1.0についてはストーリー100点破壊100点という感じだった。主人公が太平洋戦争で残してきたあらゆる禍根をゴジラを通じて乗り越えるストーリーは中々重い部分もあり陰鬱な気持ちになる瞬間もまぁまぁあるんだけど総じて面白い。最後のシーンだけは蛇足感あったけど...。
では破壊についてはどうかというとちょっと物足りない感じだった。というのも破壊される街並みがせいぜい第二次世界大戦から復興中の1950~60年くらいの東京だからあんまり馴染みもないし派手さもそれほど感じなかった。まぁ自分がディザスター映画に慣れすぎて麻痺してるだけかもだけど。
シンゴジラと比べると地上戦が少なめで今回は逆に海上戦が多かったイメージ。海上自衛隊オタクなら歓喜すると思うけど自分はシンゴジラの多摩川河川敷での大戦闘の方が好きだった。
今年観るべき映画かどうかでいうと確実に観るべき映画だとは思う。特にIMAXの大画面と音響で観るのがおすすめ。ただしどうしてもシンゴジラと比較して観てしまうからあれと同レベルかそれ以上のゴジラの傍若無人さを楽しみにしてる人には少し物足りないかも、といった感じ。
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