2025年振り返りYuhei Nakasaka's Blog

2025年振り返り

2025年も終わるので簡単に今年の振り返り。

仕事

2024年の秋くらいに現職へと転職した。最初の半年くらいはSenior Software EngineerとしてtoC向けのWebアプリケーションの開発をひたすらやっていた。入社して最初の3ヶ月は特に忙しく、もうとにかく忙しくて記憶がない。ひたすら開発しまくっていた。

色々あり2025年5月頃からはEngineering Managerに役割が変わった。元々10年くらい規模は小さいけどCTOとして開発メンバーと共にプロダクト開発をしてきたので組織作りや評価とかそういう類の立ち回りの経験があった。とはいえ現職は企業のサイズも前職とは比べ物ならないくらい人も企業規模もでかい。さらに雇用形態もいわゆるサラリーマンなので考え方や求められる動き方が異なる。そういう意味でこういうサイズの会社でマネージャーとしての役割を担えたのはとても大変でありしかし新鮮で良い経験になった。

ひたすらコードを書くことで自分の価値を出すことが求められるようなポジションから、コードも書きつつ組織的な観点からチームやプロダクトの成長をドリブンしないといけない立場になった。前職のようなシリーズA~Bくらいの小さめの会社では、CTOがいちばん手を動かして先頭に立ってスピード感を持ちながら価値を生み出していくことが許される。組織やチームに時間を使うというより個々人が主体性を持っていわばバラバラに会社のために価値を出すような集団でも機能する。

現職のような規模だとそのような働き方では個々人のパフォーマンスの総和としてのアウトカムより、組織として動けていないことで発生する摩擦のマイナスの方がデカくなる。一方でそこを組織化して事に向かえる集団にできると規模のメリットが働いて個々人のパフォーマンスの総和どころではないデカいことができるようになる。2025年の後半はそういうチーム・組織・プロダクトのスケールとキャパの拡大に対しても考えることが多かったように思う。

こういうことを書くと完全にそっちの方に行ってしまったのですか...と一部のエンジニアから距離を置かれることがあるのだけど、個人的にはそれほど現場から離れている感覚はない。確かに業務で書く絶対的なコード数は減ったが、現職の場合EMにはテクニカルなスキルも強く求められる。いわゆるマネージメントはもちろんだし技術者としてもしっかりコードが現在進行形で書けることが要求される。様々なPJや日々の業務の中で技術的な意思決定を正しく行うには現場のコード感がないとできないし、コードの良し悪しがわからなければ正しく進むべき道を描けない。要は技術的な筋力が衰えるとEMとしての職務もちゃんとこなせなくなると考えているということだ。これはメリデメあるかもしれないが、自分はこういう考え方を持っている人たちの中で働けることはメンバーとしてもマネージャとしてもポジティブだと感じている。

EM関連で今年頑張ったなと思うのは採用周りだ。前職でも採用はやっていたけれどもそれでもせいぜい月に数人と面接する程度。正確な人数は大幅に濁すが、今年は年間で100人以上と面談・面接を行なった。今や知らないエンジニアといきなり1対1で何か話してくれと言われても1時間は余裕で話せる気がする。コミュニケーションにMPをめちゃくちゃ使うタイプの人間にしては結構頑張ったと思う。

コードを書くという意味だとLLMがかなりのブレークスルーだった。EMにはなったがやりたいことや作りたいものは日々出てくるわけだけど、多分LLMがなかったら腰が重くてやってられなかったと思う。ただ、今年はClaude Code始めLLMが当たり前に使えるようになったので気軽に形にできるようになった。日々のコーディング以外の業務も学習についても仕事の仕方も実際のスピードも量も増えた。LLMがなければEM業をまともにこなせなかったと気がする。現職では基本LLMを幅広く使いたいものを使えるようになっているのでとてもありがたかった。

そういえばエンジニアとしての筋力を落とさないように小さいコード片でもいいからシュッと書ける環境を手元に置いておくようにしている。LLMでコードを書かなくなるのは仕方ないとしても、やっぱりいざという時ちゃんとマニュアルで書ける地力があってこそのエンジニアだと思っている。老害かもしれないけどそこは落としてはいけない気がするからちょこちょこやってる。幸いにも現職には自分よりもコーディング能力が高い人達がメンバーレイヤーにも上司レイヤーにも多いのでその背中を追いながら足りない部分を補ってれば良い感じになる気がしてる。

個人開発

モンハンnowは引き続きやっているが以前のように毎日できていない。土日は流石にちょくちょくやっている。モンハンnowのTAサイトもちゃんとメンテしていて、まだ現役で日々投稿が行われている。デザインが老朽化していたのとコードがカオスになってきたのでリニューアルをした。2026 1/1に公開する予定。面倒ではあるが、こういう庭いじりができるような開発拠点があるとエンジニアとして精神的な安定性を維持できる気がしているのでNianticがゲームをサ終するまでは細々と続けたい。

あと個人開発とは少し違うが去年よりもZennに記事を投稿できたのは良い。会社として投稿しているが、内容的には自分の書きたい範囲のジャンルでギリギリ書けている、かな。

あーあとそうだ、今年はソフトウェアエンジニアリングについてのインプットに取り組んだのはとてもよかった。実践ソフトウェアエンジニアリングを読んでインプットを行い、そこで学んだことを業務に落とし込むといった思考と行動を行うことで割と身体的に咀嚼できて理解できてきた気がする。ソフトウェア工学は割とインターネット上ではなんかネガよりの印象を持たれているが、みんな大好きt_wadaさんも分野のバックグラウンドを持っているし、ちゃんと身につけておくと有益だと思う。Googleのソフトウェアエンジニアリングの冒頭にも書いてるけどソフトウェアエンジニアリングとはなんなのか、日曜大工と何が違うのかみたいなことはちゃんと理解しておきたい。

その他プライベート色々

夏に寝不足に悩まされていたが、黒くてデカい遮光性のある布を買い、寝室の窓辺に貼ったら治った。今年買ってよかったもの第一位。

あとこの前結婚した。あんまりインターネット上で触れ回りたくなくて言ってなかったけど、こっちのブログは知り合いくらいしか読まないと思うので書いておく。人生いろいろある。

そういえば年齢的にもローンを組めるギリギリになってきている気がしているので、家が欲しくなっている。マイホームを持っている人は色々教えてください...。それにしても家買うの難しすぎませんか。変数多すぎて解けない。まぁ社内にプロがたくさんいるので聞けば良いだけなのですが...。

まとめ

一応元気に、そして忙しく仕事をめちゃくちゃやっており、個人開発も地道に続けつつ手を動かしています。最近はXをたくさん見ないようにしているので投稿は控えめですが引き続き見てはいるので飯に行くなどの連絡は@razokuloverにお願いします。

ありがとうございました。

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