202カリー堂のバスクチーズケーキ
下北沢にある202カリー堂というカレー屋の抹茶バスクチーズケーキが旨い。
個人的には過去に食べてきたバスクチーズケーキの中で1番好き。チーズの味が濃厚、程よいとろみ、深みのある抹茶のほろ苦さ、香ばしい焼き加減、抹茶クリームの甘味が全てマッチしてて最高。少し時間が経つと(溶けて?)柔らかくなってしまいやや口当たりが微妙になるので提供されたらすぐ食べた方が良い。
店名にある通りスパイスカレー屋がメインではある(しそれ自体も普通に美味しい)んだけど、ここは抹茶のバスクチーズケーキ屋を名乗った方が良いレベル。
その他にも抹茶のプリンもマッドな口当たりでたまらん旨さだしテリーヌも良かった。スイーツ全般ハズレがない。
下北沢駅からのアクセスも良いしもちろん人気店なので休日の昼間やティータイムは最低でも1時間は並ぶがその価値はある。夜は列が落ち着いて少し早めに入れるので夜に行くのはアリかもしれない。
客層は20~30代くらいの女性が9割くらいなのでその辺はおっさんが単騎で乗り込むには少し躊躇するかもしれないけど気合いで並びましょう。
ちなみにスイーツ単体注文時はドリンクを注文しないといけないのでその点は注意が必要。
7,8月の新作。チョコミントバスクチーズケーキ。
美味しいが抹茶には遠く及ばない。チョコミントが好きという人にはハマるかも。
9月/10月の新作。ゴマバスクチーズケーキ。
抹茶とほぼ同等レベルで美味しい。黒胡麻ソースとクリームと合わせて食べないとだめ。それぞれ単体だとそれほどでもないが合わせるとめちゃくちゃ旨くなる。
通常メニュー。プレーンバスクチーズケーキ。
変わり種ばかり食べていたのでプレーンバスクチーズケーキは初めてだった。クリームがミルク風味で少し甘いがケーキ自体はやや酸味があるため合わせると程よい味わいになる。なかなか美味しい。コーヒーに合いそうな予感がした。シンプルなバスクチーズケーキを食べたいときは良さそう。
11月の新作。カボチャバスクチーズケーキ。
カボチャを使った秋らしいバスクチーズケーキ。控えめなカボチャクリームの甘さが優しくて美味しい。煮込んだカボチャペーストみたいなものが添えられておりカボチャクリームを絡めてチーズケーキを一緒に食べると甘さとしょっぱさで調和を楽しめる。周りに塗されているナッツやカボチャの種もおしゃれでケーキと絡めて食べると香ばしくて良い。とはいえ抹茶やゴマバスクチーズケーキほどの出来栄えかと言われるとそこまでの驚きはない。季節感はあって良いと思うが。そういえば+50円支払うとメイプルシロップが追加できる。これは正直あってもなくてもいいなという代物だが、それはそれとしてこのメイプルシロップは単体で美味しかったので普通にワッフルなどにつけて食べたいと思った。
12月の新作。ピスタチオバスクチーズケーキ。
ピスタチオを使ったバスクチーズケーキ。チーズケーキ本体とピスタチオクリームはなめらかで渋い味わい。これ単体で食べると和菓子に近いかもしれないくらいだ。しかし周りのラズベリーソースを合わせることで視界は一変する。ラズベリーソースと合わせた瞬間に銀座でお茶するマダムから原宿でクレープを頬張る大学生くらい味が変わる。時期的にもちょうどクリスマスケーキの位置付けだからこのくらい浮き足立った味でピッタリだと思う。毎度思うがここのチーズケーキは本体・クリーム・ソースを合わせた時の調和に力を入れており、それらを合わせた時に完成するようにできている。今回も本体だけとかクリームだけで食べた時はやや弱いか?と感じたが、全て合わせた時にこれ!!となった。この辺はいつも作り込まれていて感心する。とはいえやはり10月のゴマや今や定番メニューとなった抹茶と比べると劣る。

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